お墓の引っ越しを考えたとき、「改葬許可ってどこで申請するの?」「何を持っていけばいいの?」と悩む方は少なくありません。
改葬許可は、遺骨を別の墓地や納骨堂へ移す際に法律で義務付けられた手続きです。窓口で迷わずスムーズに申請できるよう、申請先の選び方と必要書類を分かりやすく整理しました。
もくじ
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改葬許可の窓口はここ!申請先の見分け方
改葬許可を申請する窓口は、現在お墓がある市区町村の役所です。
よくある間違いが、自分の住んでいる自治体や本籍地の役所に行ってしまうケース。申請先は「今、遺骨が眠っている場所」の自治体であり、住所地ではありません。
たとえば、東京在住で実家のある静岡県にお墓がある場合、申請先は静岡県の該当市町村役場となります。
担当窓口の名称は自治体で異なる
窓口の名称は自治体ごとに違いがあります。一般的には以下のような部署が担当しています。
- 市民課
- 戸籍住民係
- 生活環境課
- 環境衛生課
事前に自治体の公式サイトで「改葬許可」と検索し、担当課と受付時間を確認しておくとスムーズです。支所や出張所では受付できない場合もあるため、本庁舎への訪問が確実です。
受付時間は平日の昼間が基本で、郵送や代理申請の可否も自治体により異なります。
窓口に何を出す?改葬許可の必要書類
改葬許可申請では、4つの基本書類を揃えるのが一般的です。
全国共通で求められる基本書類
| 書類名 | 内容 |
|---|---|
| 改葬許可申請書 | 自治体指定の様式。窓口またはサイトから入手 |
| 埋蔵証明書 | 現在の墓地管理者(寺院や霊園)が発行 |
| 受入証明書 | 新しい納骨先の管理者が発行 |
| 本人確認書類 | 運転免許証やマイナンバーカードなど |
遺骨1体ごとに申請書と許可証が必要な自治体が多いため、複数のご遺骨を移す場合は部数に注意しましょう。
追加書類が必要になるケース
以下の場合、追加の書類提出を求められることがあります。
- 墓地の使用名義人以外が申請する場合:戸籍謄本、続柄証明、承諾書
- 代理人が申請する場合:委任状
- 複数の改葬先に分ける場合:それぞれの受入証明書
自治体によって要件が異なるため、申請前に窓口へ確認することでやり直しを防げます。
最短ルートで許可証を手に入れる手順
改葬許可をスムーズに取得するには、書類を揃える順序が重要です。
迷わない5ステップ
- 新しい納骨先を決定し、受入証明書を取得
- 現在の墓地管理者に埋蔵証明書を依頼
- 自治体窓口で改葬許可申請書を入手・記入
- 窓口に書類一式を提出し、許可証を受け取る
- 許可証を新しい納骨先の管理者へ提出
許可証の交付は即日の自治体もあれば、数日かかる場合もあります。急ぎの場合は事前に確認しておきましょう。
申請費用はわずか
改葬許可の手数料は無料から数百円程度です。ただし、墓石の撤去費用や新しい墓地の使用料は別途必要で、全体では数十万円から百万円以上かかる場合もあります。
改葬許可の申請自体は費用負担が少ないため、まずは窓口で相談してみるのも一つの方法です。
窓口申請で失敗しないための注意点
書類不備で差し戻されないために
申請書の記入漏れ、押印忘れ、証明書の未記入欄などがあると受理されません。
記入例を窓口で確認する、必要な印鑑を持参するといった準備で、一度の訪問で完了できます。
許可証は大切に保管
改葬許可証は新しい納骨先に提出する必須書類です。紛失すると再発行できない自治体もあるため、受け取ったら封筒に入れて厳重に保管しましょう。
まとめ:窓口と提出物を事前確認すれば迷わない
改葬許可の申請は、正しい窓口と必要書類さえ押さえれば難しくありません。
- 申請先は現在の墓地がある市区町村役所
- 基本書類は申請書・埋蔵証明・受入証明・本人確認書類
- 遺骨1体ごとに申請が必要
まずは自治体の公式サイトで担当課と必要書類を確認し、書類を順序よく揃えていけば、スムーズに改葬許可を取得できます。

